うちゅうのくじら

そりゃあもういいひだったよ

むしょく生活

カーテンを洗う

村上春樹の「ノルウェイの森」に突撃隊、という登場人物が出てくる。 主人公の大学寮の相部屋住人で、病的なまでの清潔好きなのだ。 その住人のおかげで主人公の部屋は死体安置所のように清潔だったと描写されている。 床にはちりひとつなく、窓ガラスにはく…

アホ毛みたいな枝

アホ毛みたいな枝が伸びてきた。かわいいのでそのままにしておこうと思う。

生まれた街の夢

物心ついたときから、わたしの周りには大きな建物がたくさんあった。 都会と言うよりは、他の都市で持て余されたものが集まってひとかたまりになったような街だった。それは建物もそこに住む人達も同じだった。 いびつで混沌としていて、総体として遠くから…

ガスボンベたちの行く末

昔から色々とため込む癖はあった。 本も冬眠前のリスのごとくため込んでるし、日々の消耗品に関してもストックが何個かないと落ち着かない。 防災に関しても割と用意している方だと思う。大体年に1回は備蓄品や避難リュックをチェックしたり、整理したりし…

レゴランド大好きおじさん

大阪のレゴランドに息子と行ってきた。 着いたとたん猛ダッシュする4歳児。待ってくれ。 そこまで広くはないが、いくつかのアトラクションやワークショップ等が楽しめるプレイスポットである。詳細は公式リンクを参考にしてほしい。 アトラクション|レゴラ…

台風のブックカバー

一人で過ごす台風の日 暴風ポメラニアン 昨日朝方から暴風が本格化し、窓ガラスが独特のリズムでなり始めたので、午前5時過ぎに目が覚めた。頭はまだぼんやりしている。 私のハイツは築古なので大雨になると、窓のサッシの隙間から雨水が侵入してくる。 台風…

うんちゃかダンス

発熱ふたたび 息子がまた熱を出した。 昨日から看病のため元妻の家へ馳せ参じている。むしょくの真価はこういうときに問われるのだ。 今回はアデノウイルスというものに感染した可能性が高い。 俗に言うプール熱というやつで、咳、咽頭痛などの症状と、息子…

よくわからないけど、ありがたい

それって奇跡じゃん、と思った話 むしょくになってからというもの、よく神社へ足を運ぶようになった。 単純に時間があるということもあるが、岡田斗司夫が彼のYoutubeで「不安や悩みがあるなら、神社に行って罪悪感をリリースしてくるといい」と言っていたか…

ひげとむしょくの親和性

「鼠」の髭剃り 村上春樹の「羊をめぐる冒険」という小説に、「鼠」という親友を追って人里離れた山小屋に一人たどり着いた主人公が、もぬけの殻になった小屋で「鼠」の生活の匂いを感じるシーンがある。「鼠」は几帳面な性格のようで、小屋の中はきちんと整…

べすてぃばぶ論争

むしょくの子育て事情 ここ一ヶ月、息子が高熱を出すことが多くなった。 今週は4日ほど39度前後の熱が続いている。 私は離婚しているが、子育ては手伝っていて、週に1~2度は会いに行く。 むしょくになってからは会う頻度が増えた。特に元妻も仕事を続け…

むしょくコーヒー

カフェイン中毒だったあの頃 働いていた頃は、ほぼ毎日4〜5杯くらい珈琲を飲んでいた。1日のカフェイン摂取上限の目安が400mgであることを考えると、かなりの量を取っていたことになる。むしょくになってからは飲む量がグッと減った。 人はストレスを感じる…

むしょくという異世界転生

浮遊するむしょく むしょくになって約2ヶ月が経った。 数少ない友人からも「なんか雰囲気変わった」「半歩宙に浮いている感じ」と言われることもあり、むしょくという状態に、体と心がなじんできたように感じる。 ふわふわしているように見えるのだろうが、…

むしょくの朝とノンミネラル水

・むしょくの朝 働いてなくても、朝はやってくる。 朝の太陽はやさしい。むしょくでも分け隔てなく、つつみこんでくれるからだ。 はたらいていたときは、起き掛けに500mlのミネラルウォーターを飲んでいたのだが、むしょくの分際で「これはいかん」と気づ…

むしょくと無職

諸々の事情があり、むしょくになった。約1カ月がたった。 ひらがなで「むしょく」としているのは、漢字で「無職」とすると生々しくて辛いからである。 そう、私はまだむしょくという状態になじんでいない。毎日ふるえて暮らしている。 しかし、「社会と何ら…