外に出ると日に日に風がやわらかくなってきてるので、もうすぐ春がやってくるなあと思う。
昔から、冬の終わりと春の初めくらいの境目に吹く風が好きで、春になると意味もなく散歩していた。
息子がこの季節に生まれてから、春の訪れはさらに特別なものになった。
いつのまにか、息子の誕生日を中心に1年がまわるようになり、春が来ると「ああ、またひとつ大きくなったんだなあ」と感じるようになった。
話は変わるが、最近AIの進化が著しいので、時代に取り残されないように、イラストやら音楽やらを作っている。
実は昔、とある新聞に児童向けの小説を連載したことがあるのだが、その時にイラストを担当してくれた方と行き違いがあり、共同で創作することの難しさを経験したことがあった。
しかし、AIは何度でもなおしてくれるし、しかも使いようによっては無料で描いてくれる。もちろん一長一短はあって、ぶつかりあうことで、創作物が発展することもある。あくまで現時点ではだが、AIは良い意味でも悪い意味でも人と対立しない。
それはさておくとしても、AIの進化はイラストレーターの人たちの仕事にも影響するだろう。今後、こういったことは様々な業種、領域で起こることは容易に予想できるが、それを鑑みても、わきあがってくるワクワクを抑えられない。
イラストを描けない人間からしたら、自分専属のイラストレーターができたようなもので、それがうれしくて曲とそれに合わせたイラストをAIに作ってもらった。
作詞と編集は自分がしたが、それでも自分の能力では作りえないものが、AIの手を借りて出来てしまった。しかも、割と簡単に。
曲はこの時期に生まれた息子に向けたもので、いつか大きくなった時に聞いてくれたらいいなと思って作ったものである。
作曲はSuno AI、イラストはCopliot、LeonardAIという生成AIで作ってもらった。
さくらとうめを混同しているイラストがあるが、まあ多めに見てあげほしい。
しかし、今後AIが映画や小説のみならず、科学的発見や文明まで作るようになるのだろうか。教育、科学、医療なども大きくかわるのだろうか。
多くの人が「人間とは何か」を考えだすようになるのだろうか。
そう考えると、とんでもない時代に生きているように思えてくる。